女性の目線で瀬戸内しまなみ海道の魅力を発見するツアー「しまなみカメラ女子旅」が26日、愛媛県今治市で始まった。全国から集まった20~60代の女性約20人が、大山祇神社や来島海峡を一望できる亀老山など、海道沿線の名所をカメラに収めている。27日まで。
 ツアーは、市内の女性ら10人でつくるグループ(大橋麻輝代表)が企画。カメラを持ち歩き、日常の何げないシーンの撮影を楽しむ「カメラ女子」が増えていることから、カメラ女子にファインダーを通して海道の新たな魅力を見つけてもらい、写真をインターネットなどで発信して今治のPRにつなげる。
 26日、一行は伯方島の伯方ビーチを訪れた。砂浜にできた足跡に狙いを定めたり、波打ち際に立って海水がかかりそうな自分の靴にレンズを向けたりと、思い思いの構図でシャッターを切った。作品はグループ事務局が回収し、ホームページや写真展などで紹介する予定。